日刊スポーツ高校野球特集の2回目は「ピカイチ野手編」。

◆作新学院(栃木)武藤匠海(3年)179センチ、79キロ、右右

作新学院・武藤匠海内野手は2年春から中軸を任される長打力が魅力だ。

今春のセンバツ3回戦の英明(香川)戦では、7-8で迎えた9回表に逆転の2点本塁打を放つなど勝負強さも光る。左右の違いはあるが、レッドソックス吉田を参考にしたフルスイングにも注目。昨夏は準決勝で国学院栃木に11連覇を阻まれた。2年ぶりの夏の聖地へ、武藤のバットに期待がかかる。