小山のエース高橋健斗が、省エネ投球で完封した。投じた98球で7安打4奪三振1死球。「マダックス」を達成した。体の重心の取り方に注意してコントロール力を上げ、「ストライクゾーンにしっかり投げ込めた」と振り返った。

打たせて仕留めた。警戒したという相手の長打を調子の良かった直球とスライダーで封じた。打たれた7本はすべて単打。信頼をおく守備陣に安心して任せ、無失点の山を積み重ねた。7回無死一塁では投犠を併殺に仕留め、マウンド上で小さくガッツポーズ。土屋将平監督(26)から「四球をゼロに抑え、よく投げてくれた」とねぎらわれた。

攻撃でも勝利に貢献。0-0の2回1死二、三塁。投犠で先制点につなげた。4回には右前打で出塁。相手の2度の暴投で三塁に進み、後続の中前打で生還。6回1死一塁でも投犠。相手失策で二塁に進塁し、その間に走者が生還した。

9回守備で右足ふくらはぎと左手の指がつったが、最後は三振締め。昨年夏や秋、今春の経験を生かし「落ち着いて投げられた」。次戦(15日)では、春の練習試合で勝利した清流館と対する。「次も落ち着いて投げて勝ちたい」と、チーム目標の16強入りを見据えた。【倉橋徹也】