高校歴代最多の通算140本塁打を誇る花巻東・佐々木麟太郎内野手(3年)が、今夏初戦に臨んだ。

盛岡市立戦に「3番一塁」で出場し、4打数1安打1四球だった。3回無死の第2打席では、130キロ直球を中前に運んで今夏初安打。本塁打は出なかったものの、その一打を起点に2点を追加。リードを5点に広げた。チームは7回コールドで初戦を飾った。

試合後、佐々木洋監督は佐々木麟について「ちょっと大会前に背中に違和感が出て、練習試合も出てなかった。まだちょっと本来の調子ではない」と明かした。その上で「試合をしながら伸びてもらえれば」と期待を込めた。本塁打数は歴代最多を更新。大きな注目を集めているが「(佐々木麟に)今大会は本塁打とか記録とかはどうでもいいと言っている。とにかくチームに貢献するバッティングをしてほしい」と話した。

◆佐々木麟太郎の公式戦 1年夏の岩手大会では3回戦の花北青雲戦、準決勝の水沢工戦で本塁打。決勝の盛岡大付戦は無安打に終わり、チームも4-9で敗れた。秋季東北大会を制して出場した明治神宮大会は、3試合で2本塁打も準決勝敗退。初の甲子園となった2年春のセンバツは1回戦で市和歌山と対戦。4打数無安打に終わり、4-5で初戦敗退した。2年夏の岩手大会は準々決勝の水沢戦で通算74号。準決勝の盛岡中央戦は2安打もチームは2-3で敗れ、甲子園には届かなかった。