前東洋大監督で、今年4月から母校・日和佐の流れをくむ海部の監督に就任した杉本泰彦監督(63)は、目標としていた「夏2勝」とはならなかった。
3回に4点の先制を許し、4回にも4失点。「流れがいったら押し返せない。そういうところかなと思います」と振り返った。打線も0に抑えられ、「何でそんなに力みまくるのと。お前ら呼吸してるのかという打ち方をしていた。それも若さなので、しっかり指示してあげないといけないのかな」と反省だった。
1回戦では吉野川に7回コールド勝ち。目標とする「夏2勝」まであと1勝としていたが、コールド負けに終わり、「夏2勝を目標にやってきて、残念ですよね。そんなにうまくはいかない。申し訳ない」。わずか3カ月ほどの指導での難しさを感じていた。
日本通運の監督や日本代表監督も歴任。昨年10月までは東洋大での監督も務めた。大学、社会人と指導経験はあったが高校野球は初めて。「大学や社会人の監督はどちらかといえば組織を動かす。スタッフが大事になる。高校野球はそのまま選手とまじわえるのはすごく楽しい」と新鮮な日々を送る。
今後は甲子園での指揮も夢見る。「まずは体力。練習する体力をつけていかないといけない」。新たな挑戦は始まったばかりだ。【林亮佑】

