春夏連続の甲子園を目指す第3シードの常葉大菊川が袋井を11-1の7回コールドで下し、好発進した。プロ注目の鈴木叶捕手(3年)が欠場する中、捕手として公式戦初先発した佐藤稜太(3年)が初回に満塁本塁打。打線に火をつけた。連覇を狙う第2シードの日大三島は知徳に2-0で勝利。エース関野巧真(2年)が、1安打完封と好投した。第5シードの静岡は常葉大橘に敗れ、初戦で姿を消した。

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日大三島のエース関野が、自身の夏初登板で躍動した。7回まで無安打の好投で公式戦初完封。8回に許した唯一の中前打でノーヒットノーランを逃し「勝ったことはうれしいけど、悔しい」と本音を漏らした。それでも、昨秋県4位の知徳打線を翻弄(ほんろう)。両足をつるアクシデントにも続投を志願し、背番号「1」の役割を果たした。

原点回帰が好投につながった。6月中旬の大阪遠征。履正社との練習試合で6回12失点と大炎上した。「球速を求めるのではなく、どうしたら抑えられるか考え直した」。大会前に受けた“荒療治”で自身をもう1度見つめ直した。この日は持ち味の制球力を発揮。低めに集め、丁寧にコーナーを突いた。「良さが出せた」と笑みがこぼれた。

連覇に向けて白星発進したチームは、3回戦で飛龍と対戦する。関野は「次の試合でも、今日みたいな投球をしてチームを勝利に導きたい」と頼もしかった。【前田和哉】

自己最速146キロを記録も7回0/3 2失点で降板した知徳・小船翼投手(2年) 夏は145キロ以上を出す事が1つの目標だった。初回から全力でいって、調子も良かった。3年生を勝たせてあげたかった。

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