前橋工(群馬)は関東学園大付にサヨナラ負け。今夏2戦3発プロ注目の星野ひので外野手(3年)の夏も終わった。この日は2打数無安打3四球。走者がいる3打席は勝負を避けられた。複数球団が訪れ、オリックス牧野スカウトは「右の外野手で長打が打てる。守備走塁の意識も高い」と評価。星野は「ドラフトを待ちます」とプロ志望を宣言した。

■関東学園大付サヨナラ 須黒が決勝打

関東学園大付(群馬)が終盤5点リードを追いつかれるも、前橋工にサヨナラ勝ちした。9回裏1死満塁で、大会2週間前にレギュラーの座をつかんだ須黒晃太内野手(3年)が殊勲打を放った。「チャンスの場面で自分に回ってくると思っていた。サヨナラの瞬間は覚えていない」と笑顔を見せた。準々決勝の高崎健康福祉大高崎戦へ、「簡単な試合ではないですけど、チーム一丸になって戦う」と誓った。