神戸国際大付(兵庫)がセンバツ準Vの報徳学園を1点差で下して、8強へ進んだ。

三度目の正直になった。昨秋と今春はいずれも接戦で敗れた。先発マウンドをたくされたのは最速148キロ右腕の津嘉山憲志郎投手(2年)だった。2回戦以来のマウンドに「ワクワクドキドキだった」と躍動。課題だった立ち上がりに失点したが、逆転は許さず。「真っすぐに自信があったので、真っすぐを中心に抑えていこうと思っていた。今日は真っすぐのインコースの出し入れが良かった」と持ち前の制球力を生かして内角直球で見逃し三振を奪う場面も何度もあった。

報徳学園と5回戦で激突することには「いずれは当たる。元気なうちに当たってくれてうれしかった。秋と春に負けていて、リベンジをすると言葉に出していた」と闘志を燃やしていた。9回8安打9奪三振2失点の快投に「うれしい」と笑顔で振り返り、最後は大きくガッツポーズを決めた。。

女房役の井関駿翔捕手(2年)も勝利へと大きく貢献した。初回、2死満塁から先制打。「前のバッターが四球だったので、初球をたたいてやろうと思った」と初球を中前へはじいた。1点リードの7回には左翼越えの適時二塁打。「つなぐ思いだけだった。打てて良かった」とガッツポーズも飛び出した。3安打2打点に「めっちゃうれしい」と笑顔がはじけた。

井関は津嘉山も好リード。「馬力だったり、ここぞというところのコントロールが良かった。今日は結果的にインコースが多かった。しっかり投げきれるピッチャーなので、リードしやすい」と2年生バッテリーで報徳打線を抑えた。

8強入りを果たし、21年以来2年ぶりの夏の甲子園まであと3つ。津嘉山は「今日勝ったけど、まだ終わりじゃない。自分は自分のことをやるだけ。てっぺんを見ずに自分のピッチングをしたい」と意気込んだ。【林亮佑】

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