都立の文京が、2年連続の準々決勝進出を決めた。背番号1、峰尾賢人投手(3年)が投打で活躍した。

先発し、6回を被安打3の5奪三振、無失点。初戦から全試合で登板しており「今大会で1番よかった。気持ちで投げました」と笑顔で話した。

自らのバットで先制点を挙げた。6回2死三塁で、左翼線へ先制の適時二塁打を放った。「2アウトからチャンスをつくってくれたので、ここで1本出すという強い気持ちでした。最高でした」と振り返った。

3回戦の芝、4回戦では昨夏準優勝の日体大荏原と延長タイブレークで勝利。この日も接戦を制し、01年に城東を率いて甲子園に出場している梨本浩司監督(59)は「選手たちが、後半に粘れている。私学の3強(帝京、関東第一、二松学舎大付)が負けたので、ここまで勝ったら、何が起こるか分からない」と初の頂点も見えてきた。

文京は頭髪のルールがなく、自由。しかし大会前に、3年生は「丸刈りにしよう」という声が出た。それまで長髪だった峰尾は、学校の昼休みの時間に「もうやけくそでした」と、チームメートのバリカンを使って部室前で丸刈りに。「最後の夏なので、この夏に懸ける気持ちです。丸刈りにして、ラクですね」と笑う。

26日の準々決勝に向けては「神宮で、観客も多くなると思うので、去年(準々決勝敗退)の悔しい思いをぶつけたいです」と意気込んだ。