センバツ8強の専大松戸が拓大紅陵に延長12回サヨナラ勝ちし4強入りを決めた。持丸修一監督(75)は「選手がどこまでも我慢できた。勝つために粘り勝ったのはものすごい収穫」と話した。

序盤から互いにチャンスはあったものの点につなげることが出来ず0-0のまま9回を終え、無死一、二塁から始まる延長タイブレークへ。11回はともに1点ずつ入れて、12回へ。専大松戸は8回途中から登板していた右サイドの背番号「10」青野流果投手(3年)が併殺と中飛で0点に抑えた。「最後の夏なので吉田(捕手)のミットに向かって全力で投げた」と振り返った。

12回裏の攻撃では1死一、二塁から宮尾日向内野手(3年)が打った打球は一ゴロだったが相手一塁手が失策。その間に二塁走者が生還しサヨナラ勝ちした。