名将への道は、ここから始まる。
浦和学院(埼玉)の森士前監督(59=現NPO法人ファイアーレッズメディカルスポーツクラブ理事長)は、スタンドから試合を見守った。「総合力が、仙台育英の方が上でしたね。経験の違いも出たのかなと思います。百聞は一見にしかず。いい経験値になると思う」と話した。
9点を追う4回には打線がつながり、4点を返した。7回にも5点を追加。森前監督は「食らいついていくという、うちのチームの粘り強さが出た」と評した。
両校は、直近10年の夏の甲子園で5年ごとに対戦。13年は11-10で仙台育英が勝利。仙台育英・須江航監督(40)の甲子園初采配となった18年は、9-0で森前監督が率いる浦和学院が勝利した。当時を、須江監督は「手も足も出ずに完敗した。あれが僕の高校野球のスタートになっている」と明かしていた。
今回は、夏の甲子園初出場の浦和学院・森大監督(32)が、夏連覇を目指す仙台育英とぶつかり、黒星。森前監督は「時代の橋渡しですね。須江くんが(18年の)100回大会で味わったものがあると思う。こうやって、時代を引き継いでいく。勉強して、切磋琢磨(せっさたくま)していってほしい」と話した。

