台湾で行われるU18(18歳以下)W杯に出場する日本代表が30日朝、都内のホテルを出発した。同日中に台北に到着予定。12チームが出場する大会は31日から9月10日まで行われる。日本は9月1日にスペインと初戦を迎える。

出発前に代表取材に応じた馬淵史郎監督(67=明徳義塾監督)は手応えを聞かれ「昨年の段階より、あるね。練習は昨年よりきついかもしれないが、よく練習できている。明日、あさってで疲れが取れたらいい。米国戦が3戦目だからちょうどいいぐらい」と明かした。

初優勝へのカギは、オープニングラウンド1位通過とした。「トーナメントのつもりでやる。1位通過すると上が見えてくるから」。4番には森田大翔内野手(3年=履正社)、エースには前田悠伍投手(3年=大阪桐蔭)を筆頭候補として挙げ「4番とエースのいないチームは弱い。(4番は)森田でいこうと思っている。前半戦見てダメだったら代えます。まだ遠慮しているのかな。力は持っている」と期待した。