常総学院が4年ぶり18回目の優勝を決めた。

今年、監督就任3年目を迎えた日本ハム、大洋(現DeNA)などでプレーした島田直也監督(53)の野球が花開いた。

センター方向に強い打球を打つー。就任当初から指導してきた打撃を徹底した。1回1死二塁から片岡陸斗捕手(2年)が、外角直球を捉え、打球は右中間を破る二塁打に。1点先制した。

3回以降は好機に1本が出ず、追加点が奪えずなかった。5回が終わりグラウンド整備の間、島田監督は選手たちに「初回と同じ。立ち上がりを攻める気持ちで」と話し、グラウンドへ送り出した。主将の若林佑真内野手(2年)は「みんな変化球の初球を見逃しがちだったので、積極的に振っていこうと話した。気持ち的にもセンター方向に。変化球を捉えていきました」。この回は1死から6連打で一挙5点。7回にも2点を挙げ試合を決定づけた。

目指した「守りの野球」もチームを支えた。先発投手を始め制球が定まらず。6回まで4人の投手を投入。6四球で走者を許すも好守で支え、6回からはエース小林芯汰投手(2年)がマウンドへ。5投手による完封リレーで守り切った。若林は「守備だけはみんなでカバーしてあげようと。四球はあったんですが、粘り勝った」と胸を張った。

試合前、島田監督は「みんなで1位をとって関東にいこう」と、選手たちに話したという。地に足をつけ、慌てることなくワンプレー、ワンプレーを徹底してつかんだ優勝。「地区予選に比べたら、本当に成長しましたね」と、選手たちを見つめた。監督就任後、初めて手にした秋の県大会優勝に「やっぱりタイトルはいいですよね。選手には感謝しています。関東大会も勝って、甲子園に行きたいと思います」と、力を込めた。