近畿大会切符最後の16校目は興国がつかんだ。

初回、福原優仁内野手(2年)の二塁打で先制点を挙げると、4回には山口翔太朗内野手(2年)の2点適時打でリードを広げる。6回に再び山口が適時打を放つと、8回には3点を奪ってコールド勝ちを決めた。

先発のエース熊谷直也投手(2年)は8回4安打無失点と好投した。

興国は45年ぶりの近畿大会出場を決めた。元ロッテの喜多隆志監督(43)は「歴史のある学校の中で、生徒たちの力を借りて近畿大会に出場できるのは本当にうれしいです。自力はないですが、スタンドも一体となって学校もあげて応援していただいていますし、OBも動いていただいている。チーム興国で目標の甲子園を目指してやりたい」と見据える先は1968年(昭43)以来56年ぶりのセンバツ出場に定める。