初めて札幌ドームで開催される秋季全道大会が開幕した。第1試合は、駒大苫小牧が逆転で北星学園大付を下し、初戦を突破した。

6回まで北星学園大付の最速140キロ右腕・石田充冴(じゅうざ)投手(2年)に、無安打無得点に抑えられる苦しい展開。0-1で迎えた7回1死二、三塁で、9番茶木吏道(りいどう)外野手(2年)が中前適時打を放ち同点。続く一、三塁で林逸洋(りん・いやん)外野手(1年)の遊ゴロの間に勝ち越した。

投げては6回からリリーフで3回無失点、打っては7回に札幌ドームの深い右中間を破る適時三塁打で3点目をたたき出した右腕エース大槌祐希投手(2年)は「自分が投げる試合は絶対に負けないという強い気持ちで投げました」と、笑顔を見せた。