今夏の甲子園に出場し、秋季全道2連覇中のクラークが駒大苫小牧を3-2で下し、初戦を突破した。背番号13を着ける7番の金原律右翼手(2年)が同点の6回2死一、二塁、中越えの2点適時二塁打を放った。「フライかと思ったけど、案外伸びてくれた。まずは初戦突破できてうれしい」と納得の表情を見せた。

6番の児玉旭陽投手(2年)が申告敬遠で出塁した後の打席だった。「気合が入って、ここで自分が打たないとなと思った。気持ちを入れてフルスイングした」と振り返った。4強入りを懸けて22日の準々決勝で夏の甲子園16強の北海と対戦する。「北海は強敵。コンパクトな打撃で甘い球を狙っていきたい」と意気込んだ。