20年に新型コロナウイルス感染拡大で中止になった、全国高校野球選手権。当時の、高校球児が集結する「あの夏を取り戻せ 全国元高校球児野球大会」(29日~12月1日、甲子園ほか)が開幕した。

現場には、テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後21時54分)でスポーツキャスターを務めるヒロド歩美氏が、取材に訪れた。

同番組で、29日に今日の開会式、12月1日には、敦賀気比(福井)OBや同プロジェクト発起人・大武優斗さん(21)に関する企画を放送予定。

2014年から6年間「速報!甲子園への道」、2016年からはABC「熱闘甲子園」のキャスターを担当中。2020年の当時、聖地を奪われた球児たちと、文通や感染対策を行いながら、練習場で球児に激励を続けていたと明かした。「あの年は、これまでの高校野球取材人生の中で、一番心が痛かった。もう一生、こういう形式の取材はしたくない。取材者として、寄り添うにも、寄り添えないですし、相手の感情を決めつけられなかった」と振り返る。

午前中に行われた「あの夏」世代の球児のノック中の、笑顔に救われたいうヒロド氏。「皆さんと3年越しにお会いできて、感慨深いです。今日スタンドでもたくさん出会いがありました。このプロジェクトを応援していますし、熱闘キャスターとして何かできることがあれば」。

また、この日はキャスターとして取材にあたり、「『あの夏を取り戻せ』ですし、決して忘れずに、彼らが残した証を見届けてほしい」と呼びかけた。【中島麗】