第96回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)の出場がほぼ確実な北海が9日、札幌市内の同校グラウンドで24年の練習始めを行った。体力強化も兼ねたグラウンドの除雪作業や室内練習場での筋力トレーニングで汗を流した。3年ぶり14度目のセンバツへ向けてチームが本格始動した。

正月休みで英気を養ったメンバーが再集結した。一塁手の金沢光流主将(2年)が年末年始で食トレに励んで体重を5キロ増やすなど、平均2、3キロの体重増加を図って練習始めを迎えた部員が多かった。平川敦監督(52)は「初日に見ればだいたい分かる。ぱっと見で下半身が大きくなっているかな」と自主的な取り組みを評価した。

金沢主将は運の強さでもチームを引っ張る。正月に地元小樽市の神社に初詣。引いたおみくじは大吉で、勝負事の欄には「いい条件は全部そろっていると書いてあった」。チームとしてはセンバツ1勝を目標に掲げるが、「出るからには優勝を目指したい」と意気込んだ。

23年11月の明治神宮大会では、今春から完全移行する低反発の新基準バットを他校に先駆けて使用した。バットの影響もあってか3安打と打線は苦戦した。例年のこの時期と比べて室内練習場での打撃練習を増やし、急ピッチで攻略を図っている。金沢主将は「低くて速い打球をより意識している。感覚はつかんでいるので、外で打ってみて中で打っている時との感覚のずれがないか確認したい」と展望する。

出場校を決める選考委員会は26日に開かれ、組み合わせ抽選は3月8日に行われる。チームはセンバツ出場を見据え、2月に愛知県で合宿を行う予定。