春季高校野球静岡県大会予選が20日に開幕する。3年連続となる夏のシード権獲得を狙う日大三島は、同日に迎える初戦の2回戦で小山と対戦。左腕・竹田皓晴投手(2年)が、復活を期して春の戦いに挑む。

1年夏。2季連続の甲子園出場を果たしたチームに背番号「11」でメンバー入り。聖地のマウンドにも立った。しかし、1年秋は県3回戦で静岡に大敗(1●10)。先発した竹田は、2/3回3失点と1回もたずにKOされた。その後は故障も重なり、メンバーから外れることもあった。「悔しい思いの連続だった。晴らしたい」と闘志を燃やす。

冬はウエートを中心に肉体を強化。体重は昨秋から約8キロ増加した。年初の紅白戦は4試合に登板。最長で5回を投げ、8奪三振無失点と結果を残す。今月2日に行った大宮東との練習試合でも、先発して1回を3者凡退に抑えた。「少しずつ状態は上がってきた」。永田裕治監督(60)も「ボールが強くなってきた」と話すなど、徐々に復調の兆しが見え始めた。

投手陣は昨秋に背番号1を背負った関野巧真(2年)に加え、東海林啓太、森賀碧、小川秋月ら1年生も台頭するなど競争は激しい。竹田は「このままでは終われない。結果を残して、まずは信頼を取り戻したい。チームを勝たせる投球をしたい」と力を込めた。強い決意を胸に出番を待つ。【前田和哉】