第3試合の予定だった九州王者の熊本国府は雨天中止で2日連続の順延となり、甲子園室内練習場で約1時間半調整した。
25日の先発はドジャース山本由伸投手のフォームをまねるエース右腕、坂井理人投手(3年)が予想される。「吉岡君は意識しています」と話し、阿南光のエース吉岡暖投手(3年)に負けない投球を誓った。
この日は軽めのキャッチボールやフリー打撃、ダッシュなどで調整した。7回で94球を投げて1失点だった18日の近江(滋賀)戦から中6日。スタミナ回復は十分で「早く投げたい。2日空いたので完全に疲れは取れた。いい調整ができている」と2回戦を心待ちにした。
2度目の登板へ「球が浮いたので低めを意識してやってきた。四球を1個出したのでゼロにしたい」と力を込め、1回戦からの課題を修正してきた。初戦でも監督から指摘された「力が入って手投げになることがあったので、あまり三振は狙わない」と打たせる投球でチームの流れをつくる。
初戦で3回無失点だったトルネード投法の左腕、植田凰暉(ごうき)投手(3年)への継投もキーポイント。「後ろにいるので心強い。(打者は)何で打てないんだろうと感じる」という「左のエース」植田の存在を信じて、序盤から飛ばす覚悟だ。
寝る前にも聞くというロックバンド「ONE OK ROCK(ワンオクロック)」の曲で精神を落ち着かせ、甲子園初出場2連勝に導く。【菊川光一】

