帝京長岡(新潟1位)が秋春通じて、初めて北信越大会を制した。

東京都市大塩尻(長野1位)との決勝は、2回に奪った2点を死守し、9回0封勝利。県大会に続いて決勝の先発マウンドを託された小林真大投手(3年)が、6回2安打2奪三振と、危なげない投球で優勝に貢献した。

1回裏に無死二塁のピンチを背負ったが、自らのけん制で脱した。4回には1死から内野安打を許すも、有馬凛空捕手(2年)の盗塁刺で切り抜けるなど、6回を打者18人で片付けた。小林は「ストライク先行を意識して、打ち取る投球が出来た」と振り返った。

7回からは前日3日の福井工大福井との準決勝で、9回135球で完投したプロ注目右腕の茨木佑太投手(3年)が上がった。「連投も全然いけます」と話していた通り、疲れを感じさせない投球で残り3回を無失点でしっかり締めた。阪神2年目の兄秀俊(19)も成し遂げられなかった初の優勝投手に「優勝目指してやってきたので、最高の形になった。素直にうれしいです」と喜んだ。

この春は盤石の投手力を見せた。県大会から通じて、9試合で4失点。昨秋から磨き上げてきた守備力にも安定感が増した。芝草宇宙監督は「打つ方には課題が残ったが、守りに関しては、バッテリー中心にしっかり守ることが出来たし、非常に良かった」と合格点を与えた。