長岡工の主将、竹部匠真内野手(3年)は選手宣誓を歯切れよく終えた。6月27日までに練り上げた宣誓文は渡辺将史監督(47)、両親と一緒に考えたが、一番気に入っているフレーズという「一生に一度しかできない高校野球」は自身の発案。「当たり前に高校野球ができることに感謝したい」という思いを込めた。

部活の前後に部員たちの前で毎日3回以上披露して練習。「うまくなってきた」という言葉をもらって本番に臨んだ。大役を終え「すごく緊張したけれど、しっかりやり切れた」。自己採点も合格点だった。

8日の初戦(2回戦)は十日町と対戦。宣誓の結びに入れた「最後までひるまず、しぶとく戦い抜く」はチームのスタイルでもある。「相手じゃなく、自分たちの野球を貫きたい」とプレーでの奮闘も誓った。【涌井幹雄】

 

◇選手宣誓全文

宣誓

私たちの高校野球は、コロナ禍真っただ中に始まりました。

その苦しい時期を乗り越えることができたのは、大好きな野球があり、仲間がいて家族の支えがあったからです。

そのおかげで今日こうして夏の大会を迎えることができます。私たちは勇気や感動を届けることで支えてくださったすべての方に恩返しをしたいと思います。

一生に一度しかできない高校野球をここにいる新潟を愛する仲間たちと聖地甲子園を目指し最後までひるまず、しぶとく戦い抜くことをここに誓います。

令和6年7月5日

選手代表

新潟県立長岡工業高等学校

野球部主将

竹部匠眞

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