<高校野球兵庫大会:神戸国際大付6-4滝川>◇11日◇2回戦◇明石トーカロ

44年ぶり夏の甲子園出場を目指した古豪滝川の夏は2回戦で幕を閉じた。3拍子そろったプロ注目の遊撃手で主将の中村俊瑛(しゅんえい)内野手(3年)は4打数1安打で終戦。この日は阪神や日本ハムなど8球団が視察した。「悔いは残るけど、みんなと走り抜いてきたこの期間は僕の人生にとって大きな財産になりましたし、チームメートたちは僕の宝物」と涙目ながらも明るく話した。 肩を落とす先発の新井瑛太外野手(2年)を励ました。新井は昨年9月から投手を本格的に始めたばかり。自身の適時三塁打などで3点をリードしたが、強打の神戸国際大付打線に3回以降1点ずつ差を詰められ、5回に同点。7回に暴投で決勝点を献上した。3番打者として3安打3打点4出塁と活躍したが、「粘りきれなくて、負けてしまったことが悔しい」と涙が止まらなかった。

そんな右腕に中村は「兵庫のナンバー1ピッチャーになれよ」とエールを送った。新井も「(中村さんの)意思や思いを継いで、戦っていけたら」と懸命に前を向いた。【塚本光】

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