十日町の背番号19、丸山大梧投手(2年)の声が弾んだ。

三度目の正直でつかんだ公式戦初勝利。「やっと1勝できた」と素直に喜んだ。昨秋の初戦関根学園戦(5-13)は先発で7回2/3を投げて11安打8失点(自責4)。背番号1で挑んだ今春も、先発した初戦新潟産大付戦で被安打8の3失点で0-6で敗れた。「背番号をもらったときに先発を告げられ、やるしかないと思った」。この試合は7回を2安打無失点に抑え、覚悟を結果につなげた。

「石川遠征の星稜戦に先発してメチャクチャ打たれたけれど、自分の投球を見つけた」と、3回で降板した強豪との練習試合でヒントをつかんでいた。その日の好調な球に固執せず、球種を絞らせない投球。この日はスライダー、スローカーブなど「変化球がいい」と感じたが、直球を交えての緩急を意識し、三塁を踏ませなかった。2勝目も視界に入れ「3年生を甲子園に連れて行きたい」と力を込めた。【涌井幹雄】