春夏通じて44度の甲子園出場を誇る東北が、石巻工に延長10回タイブレークでサヨナラ勝ち。翌15日の3回戦は、第1シード仙台育英と激突することが決まった。

東北はこの日、背番号19の川原輝陽(きよ)投手(2年)が先発。5回を6安打2失点にまとめた。6回から菊地悠仁投手(2年)が救援したが、ピンチを招き、エースの進藤愛輝投手(3年)を投入。元々9回に登板予定だった堀江海斗投手(2年)は2イニングを投じた。打線が5~9回まで無得点だったこともあり、4投手をつぎ込んだ。

東北の佐藤洋監督(62)は「投手リレーは予想外でしたね。ちょっとイニングが長かった(延長だった)ので。明日の連戦のことも考えつついったんですけど、そんな余裕は全くなくなってしまった」と話した。仙台育英戦に向けては「チャレンジャーなので。これが集大成という形でみんな野球を楽しんでくれると思います。胸を借りるつもりでやってくれると思います」と、選手たちに期待を込めた。

対する仙台育英は、13日の初戦で松島に15ー0(5回コールド)で快勝。プロ注目の193センチ右腕・山口廉王(れお)投手は登板せず、140キロ台後半の直球が武器の左腕・武藤陽世投手(3年)や、この夏が初のベンチ入りとなる左横手投げの大山隆真投手(3年)らがマウンドを踏んだ。

須江航監督(41)は、大会序盤でのライバル校の対戦にも「(気持ちの面では)変わらないです。もう相手は関係ないので。守り勝つだけです。僕らは10-9では勝てないので。とにかく少ない失点に抑えて、粘り強く勝つ。スケールはないかもしれないですけど、1年を通して、こういう野球をして、夏はこういう野球をするっていうことを計画してきたので、センバツに行けなかった瞬間に。なので、全て計画通り進んでますから、あとはやるだけです」と平常心を強調した。

両チームは昨秋県大会の2回戦でも対戦。5-2で仙台育英が勝利している。

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