<高校野球大阪大会 四條畷11-1桜和(5回コールド)>◇15日◇2回戦◇住之江公園

桜和(おうわ)の主将・八田遥斗捕手(3年)は2年半がかりの夢をかなえて、後輩に次なる目標を託した。22年4月に開校した同校で、野球部立ち上げに関わった。他の部活に所属する生徒に声をかけるなど部員集めに奔走。大阪府高野連の加盟に際し、署名活動を行うなど、「1期生」として奮闘した。

今春までは連合チームで出場していたが、1年生が入部したことから今夏は13人の選手登録となり、単独校で公式戦初出場となった。3年生部員は、藤井悠仁(ゆうと)投手と2人だけ。「隣のクラスで野球をやっている子がいる」と耳にし、野球部創部に携わった仲間とのラストゲーム。八田は初回に先制の適時三塁打を放った。「やりきりました。悔しい思いをいっぱいしたけど『可能性』という言葉を信じて」と帽子のつばに書いた言葉を口にした。

卒業後の夢は、いくつもある。「体育の先生になって、野球部の顧問もやりたいですし、やっぱり桜和に戻ってやりたい」。公式戦初勝利の夢を1、2年生に託し、再び同じユニホームに袖を通す。【中島麗】

各地区開催日程、組み合わせなど【高校野球 夏の地方大会2024】特設ページはこちら>>