今春センバツ準優勝の報徳学園が明石商を下して、広島小園海斗内野手(24)らを擁して8強入りした18年以来6年ぶりの夏の甲子園出場を決めた。

阪神がドラフト1位候補に挙げる今朝丸裕喜投手(3年)が先発し、9回5安打無四球で完封勝ち。センバツ準V右腕が初の夏聖地行きを決めた。

この日は阪神や巨人など7球団のスカウトが見守る前で、自己最速に並ぶ151キロも計測。2、3回と1死から得点圏に走者を背負ったが、得点を与えず切り抜けると、5回から4イニング連続で3者凡退と流れを渡さなかった。

0-0の6回には1死二塁から5番橋本友樹内野手(2年)の一、二塁間のゴロを二塁手がはじき先制のホームイン。8回にも橋本が遊撃強襲の安打とスクイズで3点を追加してリードを4点に広げた。

9回も今朝丸がマウンドに上がり、最後の打者を右飛に抑えると右拳を突き上げてガッツポーズ。仁王立ちし続けたエースにナインが駆け寄って歓喜の輪ができた。

大角健二監督(44)は「この子たちが本当に夏の甲子園を意識して苦しい思いをたくさんしてきましたので、それをかなえることができて本当に良かったなという思いです」と喜んだ。

主将の福留希空(のあ)外野手(3年)も「素直にうれしい気持ちでいっぱい。甲子園では球際に強い、逆転の報徳を見せられたら」と笑みがはじけた。

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