石橋(栃木)、聖和学園(宮城)、ともに県大会から強豪校を破っての初出場校で勢いに乗る。

石橋は、粘り強い打線で、どの打線も好機を逃さず得点に結び付けてきた。伝統の堅守で、4番も打つ入江祥太投手(3年)が救援投手も務め、リードを守り抜く。23年センバツでは21世紀枠で出場。初戦で能代松陽(秋田)に0-3で敗戦。この悔しさを糧に、実力で甲子園出場を目指し努力を重ねてきた。今年は学校創立100周年。くしくも甲子園球場も100周年。記念すべき年に初勝利を飾ることができるか。

聖和学園は、県大会から斎藤佑樹投手(3年)が、元日本ハムの斎藤佑樹氏(36)と同姓同名と注目されたが、話題だけではない。サイドスローから最速138キロの直球、スライダー、シンカー系の変化球を操り、昨夏甲子園準Vの仙台育英を制し、その実力は実証済み。画数が良かったことから「佑樹」と名付けられたというが、「ハンカチ王子」が再び甲子園で躍動するか。高校野球ファンならずとも、楽しみなマウンドになりそうだ。