学校創立100周年の石橋(栃木)が聖和学園(宮城)との初出場対決を制し、甲子園初勝利を挙げた。
栃木県の公立校が夏の甲子園で勝ったのは02年の小山西以来22年ぶり。 背番号6の入江祥太(3年)が4安打完封した。6回途中、暑さで足に異変も水分補給を受け続投。135球を投げ毎回の11三振を奪った。
◇ ◇ ◇
石橋・入江が毎回奪三振で完封勝利。夏に毎回奪三振で完封勝ちしたのは、18年西純矢(創志学園=対創成館)以来28人目(29度目)。栃木県の大先輩、73年江川卓(作新学院)でも夏は達成できなかった。背番号6では史上初。背番号6の登板は98年春の東出輝裕(敦賀気比)、99年夏の鳥谷敬(聖望学園)、09年夏の今宮健太(明豊)らがいるが、記録的な快投は少ない。夏に背番号6で完封したのは94年小島昇(愛知=対済々黌)の過去1人だが、小島は奪三振3だった。
入江は打っても3安打。毎回奪三振完封&猛打賞は91年荒井修光(我孫子=対米子東で4安打)以来、33年ぶり4人目と二刀流でも存在感を示した。試合終了は午後1時14分。体感温度は体温に近かったはずだが、猛暑の時間帯に9回まで三振を奪ったのは光った。【織田健途】

