昨秋の和歌山県王者で近畿大会準優勝の智弁和歌山が、2年ぶり16度目の選抜出場を決めた。
練習を一時中断し、グラウンドで中継を見守った選手たちは、校名が読み上げられると喜びをあらわにはせず、かみしめていた。
主将の山田希翔(まれと)内野手(2年)を含め、1、2年生9人が登録メンバーに名を連ねた昨夏の甲子園。圧倒的な強さでの和歌山大会制覇から、初戦敗退を喫し、ナインは大きな声を出しながら涙を流し悔しがった。
悔しさを糧に、昨秋は近畿2位となり、つかみ取った2季連続となる甲子園出場の切符。山田希は「うれしい気持ちでいっぱいです。日本一を目標に、目の前の一戦を全力で戦って勝ち抜いていきたい」と意気込んだ。
◆智弁和歌山 昨秋和歌山大会優勝、近畿大会準優勝。プロ注目右腕・宮口龍斗と強力打線で31年ぶりの優勝を目指す。1978年(昭53)創立の私立校。生徒数757人(女子333人)。中高6年一貫コース、編入クラス、スポーツコースがある。野球部は79年創部。部員25人。甲子園出場は春が16度目、夏は27度。94年春、97年夏、00年夏、21年夏に全国制覇。主な卒業生は中日岡田俊哉、ヤクルト西川遥輝、広島黒原拓未、林晃汰、ロッテ東妻勇輔、楽天黒川史陽、日本ハム細川凌平ら。所在地は和歌山市冬野2066の1

