岐阜第一が、コールド勝ちで初戦を突破した。
3回まで0-0としていたが、4回無死二、三塁で岐阜第一の6番上農(うえの)奎人外野手(3年)が、先制の右犠飛を放った。チーム全体のフリーバッティングは木製バットを使用し、上農は父方の親戚で国学院大の赤堀颯内野手(3年)からもらったバットで打撃を磨く。聖光学院(福島)では22年夏の甲子園で4強入りし、U18高校日本代表としても活躍した赤堀。「技術より、気持ちの面が強い方」といい、「どうしても点がほしい場面で最低限の仕事がしたかった」と強い気持ちで臨んだ。
4回の先制を起点に、2者連続の押し出し四球が絡み、1イニング4得点とした。5回も押し出し四球のほか適時打、犠飛と連打で一挙5得点をマークした。
指揮を執る田所孝二監督(65)は、福知山(京都)、関大、日本新薬でプレー。福知山成美(京都)の監督時代には、甲子園に春夏6度率いた名将で、教え子は、阪神の島本浩也投手(32)やDeNA桑原将志外野手(31)ら。
16年春に同校の監督就任後、夏の県大会最高成績は4強で、昨夏も4強入りしたが、指揮官が就任10年目の今夏は「優勝 ベスト4からの脱却」を目標に、1983年(昭58)以来、42年ぶり3度目の夏の甲子園を目指している。「もうちょっと序盤から点をとりたかった。次の試合は、ほかの投手にも頑張ってもらいたい」と、次戦はこの日登板がなかったエース・水野匠登投手(3年)の登板を示唆した。

