東洋大姫路が14年ぶり夏の甲子園出場を決めた。22年4月から監督に就任した岡田龍生監督(64)は母校を春夏連続で甲子園へと導いた。
センバツで右肘を故障し、今夏は背番号10でベンチ入りした阪下漣投手(3年)は兵庫大会では登板の機会がなかった。決勝戦でもブルペン投球を行ったが、背番号1の木下鷹大投手(3年)が投げきり、マウンドには上がらなかった。
甲子園出場が決まり、「ハラハラドキドキしたけど、結果的に優勝という最高ののもを見せてもらって木下と一緒に甲子園に行けるということが自分の中でうれしい」と笑顔を見せた。
昨秋は木下がけがをしており、阪下が「甲子園に連れていく」と約束して実現。今夏は木下から「甲子園に連れていく」と約束された中での甲子園を決めて感謝した。「チームの目標は全国制覇。木下1人で投げぬくのは夏は無理だと思うので、そこの手助けをできるように自分はもう一度ピッチングを磨き直してチームのみんなに恩返しできるピッチャーになりたい」と力を込めた。
甲子園での復帰登板に向けて引き続きアピールするつもり。「今度は木下と2人で甲子園で輝けるように。自分はまたメンバーに入れるように、調整ではなく、全力で指導者にアピールして甲子園の舞台をつかんでいけたらなと思います」と気合を入れた。
◆岡田龍生(おかだ・たつお)1961年(昭36)5月18日生まれ、大阪市出身。東洋大姫路では正三塁手だった79年にセンバツ4強入り。日体大から社会人の鷺宮製作所を経て、85年から桜宮(大阪)のコーチを務め、87年春に履正社監督に就任。夏は97年、春は06年に甲子園初出場。14、17年とセンバツ準優勝し、19年夏に阪神井上らを擁して全国制覇。22年4月から母校の監督に就任し、25年春夏連続出場。主な教え子にオリックス岸田護監督、ヤクルト山田哲人、阪神坂本誠志郎ら。保健体育科教諭。

