山形では東海大山形の武田宗志郎外野手(2年)が5打数5安打と大暴れし、山形中央に打ち勝った。日大山形は鶴岡東に逆転サヨナラ勝ちした。
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打線爆発の口火を切った。東海大山形の1番武田は1回、相手右腕の内角スライダーを左前打とし、先制点につなげた。2回は右適時三塁打で追加点をたたき出す。5打数5安打1打点で、14安打8得点の打線をけん引。「1打席1打席に集中した結果がつながって良かったです」と胸を張った。
1年秋から主軸を担ってきた武田は「プレーで引っ張っていきたい」と新チームから主将に就任。「入学当初から甲子園を意識して、練習量をこなしてきた学年です」と努力を惜しまない。新チームでは始めは4番に座る事が多かったが、鎌田憲生監督が「先陣を切って勢いをづける方が、彼の性格的に合っている」と、県予選決勝からリードオフマンに本格的に転身した。
そして火がついた。県大会本戦は4試合で16打数14安打8打点、打率は脅威の8割7分5厘。「自分が塁に出ると勢いづくのを実感したので役割を全うしたい。正直、今までは自分の結果にこだわってきたんですけど、主将になってからはチームのためにと思えるようになりました」と話した。
チーム6年ぶりの秋の東北大会出場も通過点。「新チームになってから、センバツ出場を目指してきたのでそこに向かっていきたいと思います」。聖地にたどりつくまで、武田は快音を響かせ続けるつもりだ。【高橋香奈】

