5年ぶり6度目のセンバツ出場を目指す神戸国際大付(兵庫1位)が、先制したリード守り切って初戦を突破。近畿大会8強入りを果たした。

指揮官がイメージする「1番から7番が放り込める選手を並べた」打線作りに「覚醒した」4番が応えた。2点リードの6回2死、4番川中鉄平外野手(2年)が右越えソロでリードを3点に広げた。第1、2打席は続けてゴロに倒れた主砲は青木尚龍監督(61)の助言の後に、第3打席へ向かった。「投手より、上に立て」。182センチ、95キロの左打者はカウント0-2と追い込まれて、変化球をすくい上げた。「形は気にしなかった」と高校通算15本塁打目に笑みがはじけた。

「(川中は)新チームから覚醒した選手」と同校の指導者は言う。1年時はケガで本来のプレーができなかったが、おにぎりなどの間食やウエートトレーニングで脂肪を筋肉に変え、パワーアップ。ナインからは「ここ一番の集中力がすごい」と目標とされる存在だが、川中は「あんまり思わないです。すみません(笑い)」といたって泰然自若だ。

目指すは、楽天からドラフト7位指名を受けた強打が光るOBの近大・阪上翔也外野手(21)。近畿初戦突破で、阪上在学時の21年春夏甲子園出場時以来の聖地に、1歩前進した。

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