山梨学院(山梨1位)が3年ぶり3回目の優勝を果たし、明治神宮大会出場を決めた。13年ぶりに決勝進出した花咲徳栄(埼玉1位)は、初優勝はならなかった。
課題が浮き彫りになった。ここまでの3試合を先発完投してきたエースの黒川凌大投手(2年)は登板を回避。1年生投手、石田凛作投手、古賀夏音樹、2年生の石川善投手で継投したが、16安打14失点と山梨学院打線に打ち込まれた。
守備も3失策と乱れ、投手陣も10四死球。岩井隆監督(55)は「(黒川は)疲労もあったので他の選手で戦った。それがすべて。課題だらけの試合。投手が浮足立ったかな。あとは守備。ミスしながら勝ってきた。それが最後に出てしまった」と、2番手投手と守備を課題に挙げた。
センバツは16年出場(20年は中止)から遠ざかっており、新チームが始まった時から岩井監督は「今年はとる」と選手たちを鼓舞し続けた。本田新志主将(2年)は「負けは許されない。勝たなきゃいけないと強い気持ちで戦ってきました」と、全員がリーダーシップをもち、野球に取り組んできた。
今大会は初戦の法政二(神奈川2位)では、中盤から9点差をひっくり返す大逆転。準決勝の佐野日第(栃木1位)戦も9回に勝ち越し、勝利。終盤の粘り強さを発揮した。
本田は「まだまだ力が足りない。今からセンバツ出場があれば、優勝するつもりで練習に取り組んでいきたい」と、高い目標を掲げ、大舞台での勝利を誓った。

