立命館宇治(京都2位)が履正社(大阪1位)を11-9で下し接戦を制した。12年ぶりの出場で鮮やかな逆転勝利となった。

初回、2回と3点を先制されるも、4回1死から四球で出塁したのをきっかけに、敵失も絡み二塁打を含む4安打で4得点と逆転した。その直後、5回に4失点で再びリードを許す。しかし6回にソロ本塁打で1点返し反撃ののろしを上げると、7回に4連打を含む8安打を集中し、一挙6得点。8回、9回に1点ずつを返されたが、逃げ切った。

2年生主将の江原雅登捕手は、守備では4投手をリードし、攻撃でも7回の適時打を含むマルチ安打の活躍。「ピッチャーも精神状態バラバラやったと思うんですけど、それをまとめるのが僕の仕事。ピッチャーは点取られたんですけど、打撃の良い相手にこれだけで抑えられたのは成長だと思う」。

中盤には4つの盗塁も刺して相手に流れを渡さなかった。里井祥吾監督(43)も「試合の流れ的にはすごく大きかった。完全に劣勢に押し切られているところだったので。あそこでなんとか踏ん張れるかなっていう兆しが見えて攻撃につながった」とたたえた。また、シーソーゲームの勝因としては「前半中盤ぐらいまではヒット数少ない中で効果的に点が取れた。大事なところでタイムリーヒットが出たなっていう。一丸となって集中してやってくれていた」と振り返った。