3年連続の夏甲子園を目指す関東第一が、錦城学園を破り4強進出を決めた。初回2死三塁で主将の井口瑛太内野手(3年)が中堅へのランニング2点本塁打を放ち先制した。5回戦の田園調布戦から2戦連続のランニング本塁打。50メートル走は「6秒7、8くらいでそんなに速くない」と笑うも、「とにかく後ろにつなぐという気持ちだった」と走り抜いた。
快走の裏には、チームが大切にする「運を集める」という考え方がある。ゴミ拾いやあいさつに加え、井口自身も約2週間前から毎晩、消灯前に食堂やミーティングルームをまわり、忘れ物がないかやきれいに片付けられているかを確認した。「時間があるなら自分でやろうと思いました。それがランニングホームランにつながったのかな」と、小さな積み重ねの成果を実感した。
投げてはエース石井翔投手(3年)が4安打2失点で完投。3連覇まであと2勝に迫った。米沢貴光監督(50)は「目の前のことを一生懸命やり、今日出たミスを次に出ないように修正したい」と意気込んだ。

