<高校野球和歌山大会:智弁和歌山8-1桐蔭>◇27日◇準決勝◇紀三井寺球場

 98年から04年までの明徳義塾(高知)と並ぶ、県大会7連覇中の智弁和歌山は、準決勝で桐蔭と対戦。序盤は好機をつくるもあと1本が出ず、5回に先制を許す展開。しかし、6回に相手の失策で逆転すると、その裏から登板した吉川雄大投手(2年)が4回を1安打無失点。7奪三振の力投で反撃を許さなかった。戦後初の県大会8連覇に王手をかけた高嶋仁監督(66)は「ここまで来たら一生懸命ぶつかって欲しい」と気を引き締めた。