<高校野球西東京大会>◇16日◇3回戦

 四商が成蹊を6-5で破り、2年ぶりに4回戦へ進出した。先発の及川貴将投手(3年)が3回までに3点を奪われたが、4回以降は持ち直して味方の反撃を待った。すると2点差に詰め寄った5回、チームが4安打で3点を奪って逆転。これで勢いに乗ったエースは、9奪三振で逃げ切った。2日後の18日には、すぐ日野戦が控える。168球を1人で投げ抜いた及川貴は「最後まで投げきりたい。僕がゼロで抑えれば負けることはない」と、自覚を見せていた。