今シーズン序盤、エンゼルスの大谷翔平投手が10時間以上睡眠をとっていることが話題になったが、それ以上の長時間睡眠をとり好調につなげていることが明らかになった選手がいる。ブルージェイズの菊池雄星投手だ。

現地19日に行われたヤンキース戦で先発した菊池は初回に連続長短打を浴び、1点を失ったものの、その後は5回まで無失点に抑える好投を見せた。6回に先頭打者のDJ・ルメイユ内野手に四球を与えると、左首付近に違和感を訴えて緊急降板となったのである。結局、この試合は7対1でブルージェイズが勝利し、5回0/3を4安打1失点7奪三振の菊池は自己最多を更新する10勝目を記録している。

そして試合後ブルージェイズは菊池の症状について「左上部僧帽筋のけいれん」と発表したのだが、会見に出席した菊池の言葉が多くの人を驚かせたのである。菊池はけいれんについて月曜の夜に11時間しか寝られなかったことが原因だろうと語ったのだ。菊池によると通常毎晩13~14時間の睡眠をとっており、午後11時頃就寝し、午後1時に起床すると説明している。

この睡眠時間の長さには多くのメディアが反応することとなった。対戦相手の地元紙であるニューヨーク・ポストが「ブルージェイズの菊池雄星選手、怪我の原因は睡眠時間11時間だけだった」という記事を掲載している。さらにCBSスポーツやFoxスポーツ、ヤフースポーツなどが、一様に「11時間だけ」が怪我の原因という見出しで記事を報じる事態となっているのだ。さすがに1日の半分以上を睡眠にあてていることには驚きがあったようだ。

気になる怪我の程度だが、スポーツ専門局ESPNによれば、菊池はアスレチックトレーナーの診察を受けた後、あくまで予防措置として降板となったのだとしている。スポーツ専門サイト、ジ・アスレチックは菊池自身、次の先発に向け大丈夫だと信じていると語ったとしている。また、ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督は、懸念のレベルを1から10でランク付けするように問われると、10が最も高いとして、「1か0」と答えたということだ。

ぜひ菊池には通常の睡眠時間を取り戻してもらい、さらに勝ち星を増やしていってもらいたいものだ。