ヤンキース田中将大投手(26)が8日(日本時間9日)、球速が落ちたことに関し誤解が生じているとして首脳陣と話し合いの場を持った。

 ジラルディ監督が明かした。田中は6日のブルージェイズとの開幕戦に先発登板したが5失点(自責4)で4回で降板し敗戦投手。昨季より球速が落ちていることが心配され、大きな話題となっている。

 ニューヨークの地元メディアの間では、肘をかばって速い球を投げないと受け取られているため、ジラルディ監督は田中と会談した後にこれを否定。「球速減はフォーシームを減らしたためで、これは戦略的なもの。肘のためではない」などと報道陣に説明した。