ジャイアンツのマディソン・バムガーナー投手(26)が大リーグで40年ぶりの「リアル二刀流」を実現させた。

 インターリーグ(交流戦、DH制)のアスレチックス戦に「9番投手」で出場。投げては6回1/3を7安打4失点で今季9勝目(4敗)、打っては逆転の口火となる二塁打を放つなど4打数1安打で勝利に貢献した。

 バムガーナーは現役投手最多の通算13本塁打、シルバースラッガー賞も2度獲得している「強打者」。ボウチー監督は「彼は危険な打者。(右打ちのバムガーナーに対し)相手が左投げというのもある」とDHを解除し攻撃でも起用することを決めた。

 日本では日本ハム大谷翔平投手(21)がリアル二刀流で活躍中だが、大リーグでも投げて打って、バムガーナーがスタンドを沸かせた。