ヤンキース田中将大投手(28)が、14日のセレモニーで背番号2がヤ軍の永久欠番となるデレク・ジーター氏(42)について語った。

 地元メディアのNJドットコムによると、いつも真面目な表情の田中がある時、最初から最後まで笑顔でインタビューに応じたことがあったという。その時、話していたのがジーター氏についてだった。

 田中は「僕の初年度にジーターとともにプレーする機会がありました。彼は毎日、僕のところに来て、くだけた会話をしようとしてくれた。僕をチームに溶け込みやすくしてくれたんです。彼はみんなと話をするし、それほど僕を気にかけてくれていたわけじゃないかもしれない。でも自然にそうやってくれた。彼の行動にすごく感謝しています」という。

 そして「ジーターの印象は、球場の内外で素晴らしい選手、そして素晴らしい人間だったということ。すごく近づきやすく、それがジーターの人間性であり、彼そのものなんだと思った」と話した。