アスレチックスのベテラン遊撃手、アダム・ロサレス(34)が柵越え本塁打での!? ベース1周最速タイムを塗り替えた。
ホワイトソックス戦の9回に左中間へ今季4号ホームラン。すると猛然とベースを回り、15・88秒で本塁を踏んだ。
大リーグ公式サイトによると、これは自身が今年4月のマリナーズ戦で記録した15・9秒を上回る、メジャー最速記録だという。
柵越えのため、どんなにゆっくり回ってもホームランはホームラン。ただ大リーグでは、打った後にこれみよがしにバットを放り投げたり、あまりに悠然とベースを回ると、相手への侮辱とみなされることがある。
ロサレスの全速力のベース1周は、そういう意味でも称賛されるべきなのかもしれない。
ちなみにこの記録での上位10本塁打中、8本(1~3位、5~8位、10位)がロサレスのもの。残り2本(4位、9位)がビリー・ハミルトン外野手(レッズ)のものとなっている。