ドジャースのダルビッシュ有投手(31)が、5回6安打3失点3四球7奪三振の内容で、移籍後初黒星を喫した。今季通算10敗目(8勝)となり、日米通算プロ12年目で初の2ケタ黒星となった。

 立ち上がりから制球が安定せず、1回表、四球と安打、失策などで1点を先制された。

 3回表には、ソロ本塁打、適時打で、さらに2点を失った。

 5回表無死一、二塁のピンチは無失点で切り抜けたが、球数が95球に達し、交代した。

 防御率は3・88。

 腰の張りのため、10日間の故障者リスト(DL)入りしていたダルビッシュにとって、16日(同17日)のホワイトソックス戦以来の復帰マウンド。その間、フォーム修正に取り組んできたこともあり、試合後は「打者が入ると違うので、その感覚をつかむのに最初は苦労した。いい球も悪い球もあった。いい感覚も残っています」と、冷静に振り返った。

 ド軍は、6月上旬以来、23カードぶりに同一カードで負け越した。