ドジャースのダルビッシュ有投手(31)がフィリーズ戦に登板し勝敗は付かなかったが、メジャー3度目、4年ぶりとなる200奪三振をマークした。

 初回から2回まで無安打と順調な立ち上がりで、3回には2者連続三振の後に初安打を許したが走者をためることなく、安定感のある投球が続いた。6回無死一塁で2番ガルビスから見逃し三振を奪い、これがこの日7奪三振目で、今季200奪三振。6回に先頭の一塁ゴロの間にダルビッシュがカバーに入ったが一塁手の送球を捕球できずに先頭打者を塁に出した(記録は一塁失策)後、1死一塁から2連打で1点を失い、1死一、二塁で勝利投手の権利を持って降板した。5回1/3まで97球を投げ、4安打、1四球、1失点(自責0)で7三振だった。

 チームは、ダルビッシュが勝利投手の権利を持って降板後、救援が打たれ、逆転負けした。

 ダルビッシュは6回途中の降板について「6回最初の自分のミスで一塁に(走者を)出してしまったのと(3人目の)ヘレラを打ち取ったのが抜けてしまったのと(最後に左前打を打たれた)ホスキンスがすごくいいバッターなので、うまく粘られたところで、ちょっと球数がいってしまった」と話した。