ドジャース前田健太投手がポストシーズンに初登板し、1回を無安打無失点2三振に抑え初勝利を挙げた。

 チームが3-2と逆転に成功した後の5回1死から3番手で登板。2番ポラックを外角スライダーで3球三振。3番ゴールドシュミットも外角のスライダーでタイミングを外し、遊ゴロに打ち取った。

 打線が爆発して6-2とリードを広げた5回1死一塁の打席ではバントの構えで打席に入ったが、一塁走者がけん制に引っかかり走塁死。打席もカウント2-1から二飛に倒れた。

 続投した6回は先頭のマルティネスを高めの速球で空振り三振に打ち取り、マウンドを降りた。

 前田は「何とか無失点で抑えられ良かった。右打者にいくといわれ、早めから準備していた。ランナーがいる場面では不安があるが、今日の出来なら大丈夫だと思う」とコメントした。

 ドジャースは8-5で勝ち、2連勝で王手をかけた。9日(日本時間10日)の第3戦はダルビッシュ有投手が先発予定。