ナショナルズ右腕ストラスバーグが、7回3安打無失点12奪三振の快投で、2勝2敗のタイに戻した。

 6日の第1戦で好投した後、ウイルス性の感冒にかかり、抗生物質による治療を続けていた。第4戦はロアークが先発予定も、雨天で1日順延。その間に体調が回復し、当日の朝になって登板を志願した。小雨まじりの悪天候にも負けず、3、7回には3者連続三振を奪うなど、カブス打線を手玉に取った。「ケガの功名というか。体調が万全でなかったから逆に力まずに投げられた。1球ずつ集中して、行けるところまで行こうと思った」と話した。