ヤンキース田中将大投手(28)が、明日13日午後8時8分(日本時間14日午前9時8分)開始のアストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦先発に決まり、敵地ヒューストンのミニッツメイド・パークで会見を行った。

 田中は8日のインディアンスとの地区シリーズ第3戦に登板し、7回を3安打、無失点の快投でもう後がないチームを救い、リーグ優勝決定シリーズ進出に貢献した。アストロズ戦は今季、5月14日に本拠地ヤンキースタジアムで登板している、自己ワーストの4被弾を含む7安打、8失点(自責8)と打ち込まれたが、今季不調だった時期の対戦だった。

 シリーズの先発ローテは第2戦が右腕セベリーノ、場所を本拠地のヤンキースタジアムに場所を移して行われる第3戦から第5戦は、第3戦がベテラン左腕サバシア、第4戦が右腕グレイ。もし第5戦が行われた場合は、田中が中4日で再び先発する見通し。

 田中は「クリーブランド(インディアンス)のラインアップもそうでしたけど、ヒューストンも素晴らしい、タフな相手だと思います。まずはやっぱり自分が、自分のいい球を数多く投げることが大事だと思います」と話し、今季のアストロズとの対戦で打たれたときのことを問われると「あのときの自分とは違うっていうことは、言えますね」と話した。