ドジャースが総力戦の末、アストロズに敗れ、対戦成績は1勝1敗となった。

 試合は、3-3の同点で延長戦に突入。10回表、ア軍の連続アーチで2点を勝ち越されたものの、その裏、ド軍は2点を返し、再び同点に追い付いた。

 ところが、11回表、ア軍スプリンガーに2ランを浴び、リードを許した。その裏、1点差まで詰め寄ったものの、最後は及ばなかった。

 両軍合計8本塁打は、WS史上最多。

 前田健太投手(29)は、2番手として登板し、1回1/3を1安打無失点と好投。今ポストシーズン(PS)では6試合連続無失点となった。

 前田は、0-1と1点ビハインドで迎えた5回表から救援。1番スプリンガーを中飛、2番ブレグマンを左飛、3番アルテューベを右邪飛と、3者凡退に仕留めた。

 1-1と同点に追い付いた直後の6回表も続投。先頭の4番コレアに今PS6試合目で初走者となる初安打を許したものの、続く5番グリエル(元DeNA)を捕邪飛に打ち取ったところで交代した。

 球数は25球。

 試合後の前田は「チームが負けたのは残念ですが、まだ続くんで、しっかりと切り替えて次の試合に向かいたいと思います」と冷静に振り返った。

 なお、第3戦は27日(日本時間28日)、舞台をア軍の本拠地ヒューストンに移し、ア軍マクラーズ、ド軍ダルビッシュの両先発で行われる。