日本ハムからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す大谷翔平投手(23)が5日(日本時間6日)、レンジャーズ、マリナーズ、カブスの3球団とロサンゼルスで面談したと複数の米メディアが報じた。

 フォートワーズ・スターテレグラム電子版によると、レンジャーズは8人が出席。球団共同オーナーで全米で288番目の大富豪であるレイ・デービス氏、ジョン・ダニエルズGM、ジェフ・バニスター監督、大谷を18歳の頃から直接見てきたジョシュ・ボイドGM補佐、医療部長のジェイミー・リード氏、コンディショニング・コーチのホセ・バスケス氏、日本人スカウト2人の計8人だったという。レンジャーズは医療設備やリハビリプログラムに定評があり、その点で大谷のあらゆる疑問や不安に答えるための顔触れ。また選手が登場している球団のプロモーションビデオも持参したと伝えられている。

 マリナーズはジェリー・ディポトGMら球団幹部と大谷を日本で見てきたスカウト陣らが面談に出席したと、シアトル・タイムズ電子版が伝えた。カブスは、出席者の情報は出ていないものの、球団幹部を始め最優秀監督賞に3度輝いたジョー・マドン監督が出席した可能性が高い。

 大谷は、面談初日の4日にはジャイアンツ、ドジャース、エンゼルスの3球団と対面していることも分かっており、2日間で6球団と面談。残るはパドレスのみとなった。